キレート作用・効果とは?放射能排出にも有効

【管理人より】

放射能による被曝を避ける根本対策は「汚染から遠ざかること」です。

あくまでこのことを再優先にしていただき、何かしらの事情でどうしても避難や移住ができない方を想定し、出来る限りの対策をするという意味で、本ブログの記事を書いています。

各人の体質も大きいことと思いますが、体の免疫を強めることが何より鍵だと思っています。



キレート作用(キレート効果)の利用にて、放射能(放射性物質)の排出にも有効である旨の論文があります。キレート作用とはいったいなんなのでしょうか?

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「キレート」(chelate)とは、金属と特異的に結合して、金属の影響を封じ抑えることにより生じるのがキレート作用です。このキレートにより生じるのが「キレート作用」ですが、このキレート作用の働き方(効果)は物質によってそれぞれ異なります。

たとえば「玄米の効果−フィチン酸で放射能を排出」のページで述べた玄米に含まれるフィチン酸の「キレート作用」としては、フィチン酸が重金属イオンと結合して体外に排出することが「キレート作用」にあたります。

フィチン酸の他、クエン酸、硫化アリル、ケルセチン等、物質により効果は異なります。

キレート効果とは

キレート効果より引用します。

キレート効果とは、吸収されにくい成分を吸収されやすい形に変えて吸収したり、有害物質を排出しやすい形に変えて排出したりする働きのことをいう。

例えば、レモンには体に吸収されにくい鉄分やカルシウムを吸収されやすいように変えて、吸収を高める効果がある。たまねぎには、有害物質を排出しやすい形に変化させて排出する働きがあり、肝臓の働きを活発にする。

デトックス効果のある、キレート作用を持つ食品・食材

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キレート作用を持つ食材はいろいろあります。以下にその一例を記します。

玉ねぎ・長ネギ・らっきょう・にんにく・玄米・海草・寒天・ゴマ・パクチー・小豆・ノニ・黒豆・わさび・アスパラガス・ブロッコリー・ほうれん草・りんご・ニラなど
 

キレート作用(効果)で有害物質や放射能(放射性物質)を排出

キレートの大きな効果として、デトックス効果があげられます。重金属イオン、有害ミネラルなどの成分の他、放射性物質をも排出する効果が期待されます。

キレートのデトックス効果より

キレート成分を体内に取り入れることで、有害ミネラルを包み込むように結合し、キレート化合物を形成します。

キレート成分のデトックス効果により、有害ミネラルは尿や便などがら体外に排出されます。

堀薬局様のページから引用

まず、体内の放射性物質を尿から排泄するにせよ、便に含ませて排泄するにせよ、体内の水の代謝が悪かったり、便秘が続いているようでしたら片手落ちになるでしょう。

例えばキレート作用の結果、便の中に比較的高濃度の放射能が含まれることになりますが、このような便が便秘により長時間大腸内にとどまれば、便と接する周囲組織は局所的に強く被ばくすることになります。却って危険なことにならないよう、キレート作用を期待する前に、あらかじめ便秘やむくみを解決して置くことが大切です。

基本的に冷たい水ものを多く飲むと、身体が冷え水分代謝が悪くなりむくみを起こしやすくなります。また、腸が冷えるとその動きが悪くなり便秘につながります。冷飲食を避け身体を冷やさず代謝を良くする生活習慣が基本として大切と言えるでしょう。

漢方では、このような代謝改善作用があるものに、肥満症の薬として有名な「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」があります。普通、便秘がちで、末端の代謝が悪く、皮下に脂肪の沈着等が認められる方に用いられます。

普段から栄養バランスが取れた食事をし、体の調子を整えておくことが先決のようです。また、体をあたためることも重要なことの1つと言えるでしょう。

キレート作用(効果)における排出の注意点

再び引用します。

キレート作用を持つ物質は、腸内でさまざまなミネラルを吸着し体外に排出してしまいます。このため玄米やペクチンなど「キレート作用」のあるものを重点的に摂取しますと、体内のミネラルのバランスが悪くなったり不足してしまう恐れがあると言われます。特にカリウムやカルシウム、そして鉄や亜鉛などのミネラル類は、多くの専門家が指摘する通り、不足すると内部被ばくを促進するとされ、不足がないよう充分注意するよう言われているものです。

例えば放射性セシウムの排泄を促そうと毎日ペクチン等をどんどん摂取したとします。するとキレート作用の行き過ぎで、体内のカリウムも不足ぎみになります。セシウムはカリウムと化学的性質が似ているため、人体はカリウムを確保しようとして、誤ってセシウムを体の中に留めてしまいます。この結果、セシウムの代謝が悪くなり、身体の各組織に沈着するようになります。

このように「キレート作用」の利点を充分に活かすには、「キレート作用」のある食品を摂りつつも、ミネラル不足にしない配慮が必須といえます。現にチェルノブイリ周辺で使われているアップルペクチンを含む錠剤も、同様の理由から、現地では長期連続使用を避けるよう指導されているとの事です。

では、カルシウムやカリウムなどが不足しないように、これらを豊富に含む食品をどんどん食べたり、または栄養補助食品を摂ったりするのはどうでしょうか?

玄米についてはミネラルを排出する、ミネラルを排出することはない、という2つの説も展開されていますが(詳しくは「玄米の効果−フィチン酸で放射能を排出」に記載しています)、やはりカルシウム、カリウムなどのミネラル成分が不足しないように同時摂取することは、いずれにしろ必要不可欠と言えるでしょう。

また、食事と一緒にキレート作用を持つものを摂取することも大事とされています。

キレートとはより

有機酸、無機酸ミネラルを食事と一緒に摂取することの重要性は、吸収効率の面からだけでなく他にもあります。もし食事をせずに有機酸、無機酸ミネラルとビタミンCを摂取すると、ミネラルイオンとビタミンCが反応して有毒なフリーラジカルの一種である過酸化水素が発生する恐れがあるのです。そのため安全面からみても有機酸、無機酸ミネラルは食事と一緒に摂取することが好ましいのです。

どんな体に良いとされるものでも、偏ってしまうと逆に有害になり得てしまうことが言えるでしょう。キレート作用を持つ物質にしろ、あらゆる栄養素にしろ、バランスを心がけた適量の摂取が必要です。

キレート作用を持つ栄養素のサプリ(海外産)

サプリメントでキレート作用を持つ栄養素を効率的に摂取することができます。海外から輸入された海外産のサプリメントです。

ケルセチン

(ケルセチンはキレート作用を持つ、ポリフェノールの一種です。ケルセチンの効果についての詳しくは別ページにまとめてあります)

クエン酸

(クエン酸はキレート作用を持つ、柑橘類などに含まれる有機化合物で、ヒドロキシ酸のひとつです。クエン酸の効果についての詳しくは別ページにまとめてあります。なお以下のクエン酸は国内産になります。)

セレン(セレニウム)

(セレン(セレニウム)はキレート作用を持つ、ミネラルの1つで、強力な抗酸化作用を持っています。クエン酸の効果についての詳しくは別ページにまとめてあります)

 

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