発酵食品【1】味噌で放射能被曝を遮断

【管理人より】

放射能による被曝を避ける根本対策は「汚染から遠ざかること」です。

あくまでこのことを再優先にしていただき、何かしらの事情でどうしても避難や移住ができない方を想定し、出来る限りの対策をするという意味で、本ブログの記事を書いています。

各人の体質も大きいことと思いますが、体の免疫を強めることが何より鍵だと思っています。



熟成味噌は放射線防御作用が高いことが、広島の原爆や実験結果からわかっています。


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味噌で原爆症を克服

秋月辰一郎博士は、長崎の原爆で被曝した患者に、塩辛い味噌を投与しました。また、秋月博士自身も原爆で被曝しました。

博士は焼けただれて痛がる人々に、「水を飲んではいかんぞ!」と大声でどなった。おそらく直観的に、血液の濃度を保ち、血液を水でうすめることなくガードしようとしたのだろう。((注)たしかに戦地で、傷の深い重傷の兵士に水を飲ませると、すぐに死んでしまうという記録がある)

さらに博士は、次のように職員に命令したという。

「爆弾をうけた人には塩がいい。玄米飯にうんと塩をつけてにぎるんだ。塩からい味噌汁をつくって毎日食べさせろ。そして、甘いものを避けろ。砂糖は絶対にいかんぞ」

「放射線宿酔」と呼ばれる。レントゲンを受けたあとに起こることがある全身の倦怠や筒宇などの症状には、体験上、生理食塩水より少し多めの塩分を含んだ水を飲むとよいということをとっさに思い出し、原爆の放射能から体をガードするには、塩が有効であることを推理したのだ。

みそ汁の具は、カボチャであった。のちにわかめのみそ汁も多くとったらしい。砂糖を禁じたのは、砂糖は造血細胞に対する毒素であり、塩のナトリウムイオンは造血細胞に活力を与えるという、彼自身の食養医学によってである。

すると、どうであろう。そのとき患者の救助にあたったスタッフらに、原爆症の症状が出なかったのである。ふつうなら、しだいに原爆症の症状が出て、進行してしまうところなのに、彼らはそれからのち、ずっと現実に生き延びているのである。

このことは、私にとって大きなショックであった。食というものによる、見かけからはなかなかわからない「体質的な強さ」というものの思い価値を知り驚嘆した。ちょっとした体質のガードが、明らかに生と死を分けているからである。

博士は人間の体質にとって味噌が実に大切であると説き、後にこう語っている。

「この一部の防禦が人間の生死の境において極めて重要なのである」
(秋月辰一郎著「体質と食物」クリエー出版部刊)

博士の書いた「長崎原爆体験記」(日本図書刊行センター刊「日本の原爆記録」第9巻に所収)という本の英訳版が欧米で出まわり、チェルノブイリ原発事故後ヨーロッパで日本の「みそ」が飛ぶように売れたということはあまり知られていない。

秋月辰一郎著「死の同心円-長崎被爆医師の記録」講談社刊(絶版)より

味噌とあわせ塩たっぷりの玄米のおにぎりを与えた結果、原爆症を発症しなかったといいます。また同じく原爆被曝の治療にあたった肥田舜太郎医師も、味噌などの発酵食をとるよう患者にすすめていました。

味噌を用いた研究の結果

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マウスを使った実験では、味噌による効果が確認できることが研究で判明しました。

発酵食品並びに成長因子を用いた放射線障害の防御作用の開発より

味噌を1週間前より投与し、全身照射を行うと対照の普通餌に比べて有意に腺高再生を高めた。

味噌は味噌中央研究所より赤辛口米味噌の発酵前期(仕込み後2~3日のもの)、発酵中期(仕込み後120日のもの)並びに完熟味噌(仕込み後180日のもの)の凍結乾燥品をオリエンタル酵母MF餌に10%になるよう混入し、固形飼料を作成した。

地域差を見るために広島県食品工業センター製の淡色辛口米味噌の非熟成味噌(仕込み後10日目のもの)、熟成初期(仕込み後60日)、熟成後期(仕込み後90日)並びに過熟成(仕込み後180日)を同様に固形飼料を作製した。

6週齢の雄B6C3FIマウスに照射TL週間前より各々の餌を屠殺時まで投与した。4Gy/分の線量率で全身照射を行い、3日後に剖検し、小腸をカルノア液で固定し、パラフィン標本を作製し、HE染色後、腺管あたりの再生腺高を計測した。

10Gy並びに12Gy照射群では完熟味噌が他の群の味噌よりも有意に再生が増加。

発酵食品である味噌は仕込み直後の味噌に比べて260日間熟成させることにより放射線照射後の小腸腺嵩再生や生存率を高めた。

この結果は産地の違いはなく熟成が大切であることが判明した。有効成分の分画を試みたが、小腸腺高再生や生存率の効果が異なる分画にあることが示唆された。しかしどの様な物質が効果を示すかは不明である。コーカサス地方のヨーグルトにも放射線による腺高再生能力並びに生存率を増加させる効果があった。

味噌に含まれる特殊物質、ジピコリン酸

上記のよう、原爆で被ばくされた方が、味噌や豆腐、玄米などといった日本古来の食材を食したことで被ばく症の発症を防ぎ長く健康に生きたわけですが、なぜこれらの食材で放射能に打ち勝つことができたのか?

それは「ジピコリン酸」という特殊物質にあります。

味噌、納豆などの食材には、このジピコリン酸が含まれており、ストロンチウム90などの放射性物質を体外に排出する作用があるとされています。

参考:
納豆は、日本人発明の傑作食品
放射能には味噌がよい
放射能被ばくと味噌
放射性物質に負けない体作りを

チェルノブイリでも味噌を食べた

またこのことはチェルノブイリ原発事故でも取り入れられ、事故の後、味噌を食べさせて治療したといいます。

長崎原爆の被爆者で、聖フランシスコ病院院長を務めた秋月辰一郎氏は昭和四十一年に「長崎原爆記」を出版した。秋月氏は、玄米飯に塩を付けて握り、濃い味噌汁を作り、毎食食べるという栄養論を述べ、食塩ミネラル治療法が原爆症に有効であると説いている。

チェルノブイリ事故(昭和六十一年四月末)のあと、当社にヨーロッパからの注文が殺到、月平均二、三トンだった輸出量が同年六・七・八の三カ月には十四トンに達した。これは秋月氏の本の英語版が英国で以前に出版されていて、放射能被害を心配した人々が同書を求めて書店に押し掛け、そこから知識を得て味噌を買いに走ったためである。

味噌が放射能に効くのは本当か、岡崎まで行って聞いてきたより引用

(“放射能に効く”と言ってしまったら薬事法違反になってしまうため、「味噌が放射能に効くかどうか」を答えることはできないそうです。)

味噌の作用

味噌には

  • 体内に入った放射性物質を取り除く作用
  • X線で痛められた小腸粘膜の障害を早く回復させる作用

があると報告されています。

具体的にはどの成分が何に働きかけるのか…ということ解明されていないのですが、味噌の中の成分が、血液中の放射性物質と結びつき体外へ排出する機能を持つことが推測されています。

この機能を有効に使うためには、常に味噌に由来する成分が血液中で高濃度で保たれていなければならない、つまり日々の食事で味噌を摂取することにより効果が認められるのではないか…といった結果が出ています。

味噌の除染効果(広島大学渡辺教授の実験)

広島大学の癌放射線科の教授の味噌の除染効果の実験を紹介しています。致死的な放射線を受けても味噌を食べていたグループでは60%の生存率でした。それに対して普通食ではほんの9%でした。

「放射能に効く」と断言はできずとも、上記の研究結果にもあるよう、味噌が大いに有用であることは限りなく事実に近いものと思われます。

効果が期待できない放射性物質

この研究結果で効果が報告されている物質は以下となります。

  • ヨウ素131
  • セシウム134

気をつけなければならないのは、すべての放射性物質に作用するわけではなく、プルトニウムやストロンチウムなど、骨髄に入ってしまう物質に関しては味噌による排出の効果がないとされています。

本物の味噌を

味噌で排出効果があるとされている放射性物質に関しても、手作りされた本物の味噌でなければ意味がありません。インスタントの味噌や、だし入りや味付けされたような味噌は添加物や調味料などが入っているため効果は期待できません。

本物の味噌を使うことがポイントです。

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八丁味噌は特にいいという話

みその中でも八丁味噌や麹味噌は、特にいいと言われています。

普通の味噌との違いは、

普通の味噌→米味噌
八丁味噌→豆味噌

どちらもこうじ菌を使って発酵されるのですが、豆の方がたんぱく質が多くたんぱく質分解力が高いことが特徴です。

参考:
八丁味噌は放射化の影響を受けなかった
八丁味噌と放射能

放射能検査済の北海道味噌、愛知県岡崎産の八丁味噌

北海道産・無添加・仕込み味噌白つぶ

北海道産の無添加仕込み味噌(白粒)です。放射能検査済み。北海道産原料だけで作った、麹の甘みが生きた十割味噌です。遺伝子組み換え大豆不使用。放射能検査済。

北海道産・無添加・天然醸造みそ長熟生

寒暖の差の激しい北海道の天然の恵み豊かな無添加生の味噌で、日本最北の味噌蔵で2年かけて長期熟成させた天然醸造味噌です。遺伝子組み換え大豆不使用。放射能検査済。

愛知県産・まるや八丁味噌 有機赤だし八丁味噌

八丁味噌で有名な愛知県岡崎産。合成保存料、化学調味料等不使用の有機JAS認定食品です。放射能検査はされていませんが、中国産の有機大豆を使い、愛知県で製造されています。遺伝子組み換え大豆不使用。

愛知県産・カクキュー八丁味噌 無添加

八丁味噌で有名な愛知県岡崎産。有機ではありませんが、無添加の八丁味噌です。放射能検査はされていませんが、三河産の有機大豆を使い、愛知県で製造されています。遺伝子組み換え大豆不使用。

 
 

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